▲写真はキャンペーンの模様
９月２１日～３０日の２０２３年「秋の全国交通安全運動」に合わせて、宮崎安全施設事業協同組合は９月２５日、交通量の多い宮崎市内の交差点で交通安全キャンペーンを行った。宮崎北警察署や宮崎北地区交通安全協会と協力し、通勤・通学中の歩行者や自転車利用者、通行車両に交通規則の遵守などを訴えた。
キャンペーンは、交通規則の遵守や正しい交通マナーの実践を広く呼び掛けるため、青年部が主体となって行っているもの。今年度は、宮崎市の中心部に位置し、交通量及び交通事故の発生件数が多く、過去には交通事故発生全国ワースト１としてメディアにも取り上げられた江平五差路交差点でキャンペーンを展開した。
開始式で組合の我那覇太治理事は、「キャンペーンを通じて、一人でも多くの方に交通安全を意識してもらえれば」」と挨拶。宮崎北警察署交通課の担当官は、管内に於ける事故の発生状況に言及し、依然として漫然運転による事故が多くを占めていることなどを説明し、啓発活動に対する理解と協力を呼び掛けた。
キャンペーンでは、参加者が交差点の四隅に立ち、「交通安全運動実施中」「横断歩道、歩行者いたら一旦停止！」「自転車は車の仲間です、歩行者に優しい運転を」などと書かれたのぼり旗や横断幕を掲出。交差点を行き交う歩行者や自転車、通過車両に注意を促すなどして、交通規則の遵守を訴えた。
キャンペーン終了後には、青年部の不動親延部会長が挨拶。道路標識・標示やガードレール、カーブミラー等の交通安全施設を専門に施工する事業者として、「施設の施工を通じて、今後も交通安全に協力していきたい」と述べた。