▲写真は活動の模様
宮崎管工事協同組合(前田昭彦理事長)は9月9日、宮崎市の大淀川河川敷で2023年度の清掃ボランティア活動を実施した。作業には、組合に所属する企業から100人超が参加。参加者は残暑厳しい中、早朝から2時間程度かけて、大淀川及び八重川の堤防や斜面、河川敷に落ちていたゴミを丁寧に拾い集めて回収した。
組合ではこれまで、毎年9月10日の「下水道の日」に合わせて、下水道健康診断ボランティアを実施。排水設備の専門家が市内に居住する高齢者宅等を訪問し、設備の無料点検や清掃等を行っていたが、排水設備の適切な維持管理に関する周知がある程度進んだため、20年度から河川敷の清掃活動を行っている。
出発式で挨拶に立った前田理事長は、今年6月に組合の施工部門を分社化し、新たに「株式会社宮崎管工事サービスセンター」を設立したことを報告。こうした取り組みを含め、今後も組合員のための様々な事業を展開していく考えを示すとともに、活動の趣旨に対する賛同や積極的な参加を呼び掛けた。
また、今回の清掃にあたっては、河川敷を散策・ジョギングする歩行者や自転車等に注意し、熱中症対策を含めて、安全第一で作業に取り組んでもらうよう求めた。
作業上の注意事項を確認した後、参加者は大淀川区域(約1㎞)と八重川区域(約600m)の2手に別れて作業を開始。周囲には、ペットボトルやバケツなどのプラスチックごみ、空き缶、紙容器、タバコの吸い殻などが散乱しており、参加者が手分けしながら拾い集め、集まったゴミを丁寧に分別していた。