▲写真は神輿を担ぐ青年部員ら、出会い神輿の担ぎ手
延岡地区建設業協会青年部(木村彰裕部長)は、7月22日に催された「第46回まつりのべおか」の出会い神輿に担ぎ手として参加した。神輿担ぎには、青年部員のほか、宮崎県延岡土木事務所の職員も参加。春日神社から出発した3基の神輿のうち、1基の神輿を他団体と交替で担ぎ、地域に根ざす建設業を威勢良くPRした。
春日神社から3基、今山八幡宮から4基の神輿が各神社を出発して町中を練り歩き、中央通りで出会う「出会い神輿」。春日神社では出発に際して神事が行われ、神職が「神様も皆さんも待ち望んでいた4年ぶりの出会い神輿。延岡が安らかで良い街になるよう願いを込めて、楽しみながら盛り上げてもらいたい」と呼び掛けた。
青年部員らが担ぐ神輿は14時に春日神社を出発。真夏の日射しが照りつける中、沿道の見物客から清め水を掛けられたり、大きな声援を受けながら、威勢よく神輿を担いだ。道中、病院やスーパーの前で立ち止まり、手を伸ばして頭上まで神輿を掲げたり、大きく揺らしたりしながら、入院患者や見物客に元気を届けた。
18時30分頃には、春日神社と今山八幡宮から出発した神輿が中央通り交差点で遭遇。「サイヤ、サイヤ」と掛け声をあげながら、神輿を上下に揺らし、櫓の周辺を練り歩いた。担ぎ手の熱気に絆され、沿道に集まった多くの観客も出会い神輿を盛り上げた。3000人超の市民が参加する総踊りで、まつりはクライマックスを迎えた。
木村部長は、約3年間にわたるコロナ禍など暗い話題が続いた中で、「地域に根ざす建設業として、地域のイベントに積極的に参加することで、地域に元気になってもらいたい」と述べるともに、「建設業のPRにも繋がれば」と期待を込めた。