宮崎県宮崎土木事務所は、6月16日に指名競争で「県立平和台公園広場再整備計画検討業務」の入札を執行し、エイト日本技術開発が837万9200円で落札した。平和台公園の再整備に向けて、エリアのゾーニングや設置遊具等の検討を行う。予定価格は1047万1000円、最低制限価格は837万8928円だった。
平和台公園内(宮崎市下北方町)の遊具は、設置から概ね10年~30年が経過し、経年劣化による老朽化が顕著となっている。併せて、既存遊具は健常者のみが利用できる「一般的な遊具」のため、対象者が制限される状態となっている。
当該業務では、「多様な公園利用者」に対して安全・安心かつ快適な公園環境を提供することを目的として、遊具エリアのゾーンニング設定、エリア毎の遊具の種類および配置計画について検討を行う。業務の委託期間は210日間を予定する。
対象施設の概要は次の通り
▽アスレチック広場エリア(約7000㎡)既存施設=アスレチック遊具等11基、人工草スキー1箇所
▽こども広場エリア(約2000㎡)既存施設=4連ブランコ、複列スベリ台、3連鉄棒、象形遊具3基
▽ちびっこ広場エリア(約1700㎡)既存施設=2連ブランコ、象形遊具2基、砂場、複合遊具2基、ロッキング遊具2基
▽自由広場エリア(約1900㎡)既存施設=健康器具系遊具8基。