防災に対する県民の意識の啓発や知識及び技能の習得・向上を図るため、宮崎県は2023年度の「防災士養成研修」を6月中旬から県内各地で開催する。地域に於ける防災活動の中核となる防災士を養成し、地域防災力の更なる向上を図る。
受講資格は、宮崎県内に在住または在勤し、資格取得に至るまでの全ての講座に出席することが可能であること。研修の目的を理解し、日頃から防災に関わっている者や、地域の防災活動に貢献する意志及び意欲のある者の受講を求める。
研修の流れは、基礎コース受講→課題レポートの作成・提出→専門コース受講→合格通知・認証登録手続き→認証状交付。基礎コース修了後から専門コース受講までの間に、消防署や日本赤十字社が実施する救急救命講習を受講する。
6月中旬から各地で開催する基礎コースの受講申し込みは、研修実施日の10日前まで、NPO法人宮崎県防災士ネットワークで受け付ける。基礎コースや専門コースの受講は無料だが、資格取得試験の受験料や認証登録料は費用負担が必要。
警察職員や消防職員、消防団員、日本赤十字社救急法救急員は、受講に際して免除規定が設けられている。詳細はNPO法人日本防災士機構のホームページで確認できる。
申込書や関係資料は宮崎県のホームページからダウンロードできる。問い合わせ先は宮崎県防災士ネットワーク(電話0985-55-0447、FAX0985-55-0467、メールkenbousaishi-nw@cronos.ocn.ne.jp)。
《資格取得の流れ》