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一ツ瀬川で清掃奉仕活動を実施 西米良村の建設会社

 西米良村に本社を置く河野建設株式会社、株式会社一ツ瀬建設、有限会社佐伯建設、ユニオン建設の4社は、4月25日に同村を流れる一ツ瀬川で河川清掃美化活動を行った。作業には各社の職員が参加し、悪天候の中、河川のゴミ拾いに黙々と取り組んだ。

 河川清掃美化活動は、毎年6月の鮎漁解禁に先立ち、西米良村立村所小学校の生徒及び教職員、宮崎県西都土木事務所西米良駐在所の職員と合同で行っているもの。今年は天候不良のため、生徒の安全を第一に考えて、4社の職員のみで作業を行った。

 参加者は、河川付近に落ちていた空き缶やペットボトル、ビニールなどのゴミを丁寧に拾い集め、これを分別して撤去した。激甚化・頻発化する自然災害を踏まえ、被害の未然防止の観点から、活動と合わせて、建設業の視点で護岸等の点検も行っている。

 一ツ瀬建設の中武大治朗氏は、「一ツ瀬川は昔から、子ども達が自然と触れ合う遊び場。綺麗な河川を次の世代に引き継ぐため、今後も活動を継続していく」と話すとともに、「今年は残念ながら参加できなかったが、子ども達の手で地元の河川を綺麗にすることで、郷土愛も育んでもらいたい」と期待を込めた。