▲写真は挨拶する山﨑部長、川口部長、青年部の総会の模様
宮崎県建築士会宮崎支部の青年部(山﨑孝紀部長)と女性部(川口さおり部長)は4月14日、宮崎市内で2023年度の通常総会を開催した。総会では、22年度の事業経過及び収支決算、23年度事業計画案及び収支予算案を原案どおり決定した。
青年部の総会で挨拶に立った山﨑部長は、昨年度の活動を振り返り、コロナ禍の中にあっても、部員の協力のもとで各種活動を展開できたことを報告。次年度に向けて、会員増強にも注力しつつ、木育を中心とした活動を展開していく考えを示した。
来賓挨拶で宮崎支部の福添勝郎支部長は、青年部及び女性部が昨年度に取り組んだ木組みのジャングルジム「くむんだー」の活動が、各所から高評価を得ていることを紹介。木育を通じた次世代の育成や建築士のPRに向けて、更なる取り組みに期待を込めた。
議案審議では、23年度の事業計画などを各委員会が説明。地域貢献や木育、会員拡大を23年度の事業方針に掲げ、建築セミナーや技術及び知識の向上を目的とした研修会等の開催、SNS等を通じた情報発信、交友親睦事業等に取り組むことを確認した。
一方、女性部の総会でも23年度の事業計画等を確認。青年部と合同で行う建築セミナーや親睦会の開催、九州及び全国規模の研修会等への参加に取り組むとともに、女性部主催の研修会として、宮崎型気候風土適応住宅に関する講習会の開催を予定する。
総会ではこのほか、女性部の会議等のあり方についても意見を交わした。川口部長は、会議の対面方式にオンラインを併用するなど、皆で意見を出し合いながら、部員が会議や活動に参加しやすい環境づくりに努めていく考えを示した。