宮崎県は4月14日、条件付一般競争入札で行う「水産試験研究体制強化に関する基本計画作成業務委託」を公告した。水産試験研究の高度化と効率化、施設及び運営の合理化を図るため、水産試験研究体制の強化に関する調査・検討を行い、基本計画を作成する。委託期間は、契約締結日から2023年11月30日まで。
調査・検討の対象は、①水産試験場(宮崎市青島)②高等水産研修所(日南市西町)③水産振興協会(延岡市熊野江町)④食品開発センター(宮崎市佐土原)―の4箇所。
水産試験研究の体制強化に関する基本方針に基づき、水産試験場と関連機関の連携強化及び必要な施設整備の方向性について調査・検討を行い。これに基づき、必要となる施設整備について、施設及び設備の仕様や規模、数量等に関する計画を検討する。
入札の参加要件は、宮崎県の入札参加資格の認定を受けている者で、建設関連業務の種類が「土木関係建設コンサルタント業務」で登録部門が「河川、砂防及び海岸・海洋」、かつ「建築設計」で登録部門が「建築」及び「設備」であること。このほか、国または地方公共団体が発注した種苗生産施設、海水取水施設に関する設計業務の実績を求める。
入札説明書及び仕様書は、4月27日まで農政水産部水産局水産政策課で交付するほか、ホームページで確認できる。入札参加希望者は、4月20日までに入札参加資格確認申請書等を持参または郵送で提出する。入札参加資格の確認結果は、4月25日までに通知する。4月28日10時まで入札書を受け付け、同日10時30分に開札する。
担当部局等は、農政水産部水産局水産政策課漁村振興担当(〒880-8501宮崎市橘通東2丁目10番1号、電話0985-26-7147)。