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佐土原広瀬通線など都市計画変更、縦覧開始 宮崎県

 宮崎県は2月24日、宮崎広域都市計画道路「3・4・10号佐土原広瀬通線」及び「3・5・8号佐土原東通線」について、都市計画変更案の縦覧を開始した。縦覧期間は3月10日まで。地域住民や利害関係者を対象に、3月10日まで意見書を受け付ける。

 佐土原広瀬通線は、宮崎市佐土原町西部の上田島地区を起点、同南部の下那珂地区を終点とする幹線道路。計画決定以降、当該路線に平行して市道や県道が整備・供用され、大吹田久峰通線の整備進展に伴い、都市計画道路としての機能が移行している。

 こうした状況を踏まえ、当該路線を佐土原上田島地区と広瀬地区を結ぶ都市計画道路に変更。路線の終点を松小路通線と接続する宮崎市佐土原町下田島字伊勢んに変更し、これに伴い延長を変更する。また、代表幅員の変更に伴う名称の変更も行う。

 一方、大吹田久峰通線と接続する佐土原町下田島を起点、御殿下通線と接続する同下那珂を結ぶ佐土原東通線に関しては、佐土原広瀬通線の計画変更に伴い、佐土原広瀬通線の廃止区間の一部と県道塩路佐土原線の一部区間を都市計画道路として追加する。

 当該路線を都市計画道路として位置付け、都市計画変更により延伸する大吹田久峰通線及び御殿下通線と接続することで、広瀬地区及び下那珂地区の地域間を結ぶ都市計画道路網を形成し、災害時の緊急活動の円滑化を図る。

 変更案の縦覧場所は、宮崎県県土整備部都市計画課、宮崎県宮崎土木事務所、宮崎市都市整備部都市計画課、宮崎市佐土原総合支所農林建設課。計画書や理由書、総括図及び計画図は、宮崎県のホームページで確認できる。