▲写真は入賞報告の模様、中村貴大さん
11月4日~7日に千葉県の幕張メッセなどで行われた第60回技能五輪全国大会で、左官の部で敢闘賞を受賞した中村貴大さん(有限会社岩佐工業)ら3人が12月13日に宮崎県庁を訪れ、永山寛理副知事に大会での入賞を報告した。
技能五輪は、原則23歳以下の青年技能者が互いの技能レベルを競うもの。青年技能者に努力目標を与えるとともに、広く国民に技能の重要性や必要性をアピールすることにより、技能尊重の気運醸成を図ることを目的に毎年開催している。
今大会には、本県代表として9職種に14人が出場。建設・建築系職種では、左官の部に出場した中村貴大さんが敢闘賞を獲得した。報告を受けた永山副知事は、大会の写真を見ながら選手達と歓談し、「これからも自身の実力を発揮し、更なる若手の育成などにも取り組んでもらいたい」と期待を込めた。
中村さんは、「応援していただいた社長や社員の方々に感謝したい。今の会社でもっと頼りにされる職人になりたい」と力強く意気込みを語った。
技能五輪ではこのほか、児玉光世さん(有限会社奇日根)がフラワー装飾の敢闘賞、大良彩華さん(株式会社TSIソーイング)が洋裁の銅賞、西川大樹さん(フェニックスリゾート株式会社)がレストランサービスの銀賞を獲得した。