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声掛けしやすい関係の構築を 増田工務店と増友会

      

▲写真は挨拶する増田社長、緒方会長、大会の模様

 株式会社増田工務店(増田祐介代表取締役社長)と協力業者でつくる増友会(緒方克則会長)は11月25日、高鍋町内で2022年度「秋季安全大会」を開催した。新型コロナウイルス感染症対策として、会場の参加者数を制限し、リモートを併用して開催。安全講話や安全宣言を通じて、無事故・無災害を達成することを誓った。

 挨拶で増田社長は、日頃の何気ない声の掛け合いができる関係を築くことが安全対策につながると指摘。「様々なコミュニケーションの取り方を試してもらいたい」と呼び掛けた。増友会の緒方会長は、安全教育等を通じてゼロ災害の継続の重要性を強調。安全を意識付け、一丸で無事故・無災害を目指すことに理解と協力を求めた。

 安全表彰では、協力会社表彰の▽末吉ゆかり氏(株式会社末吉建設)▽野﨑信介氏(協和産業株式会社)▽外原幸成氏(有限会社生目内装)▽佐々木大輔氏(協和工業株式会社)―の4人、社員表彰の▽坂口智洋氏(建築部)▽秋田和輝氏(前同)▽田中裕樹氏(土木部)▽内倉奨也氏(前同)―の4人に表彰状と記念品を贈った。

 安全講話では、安全指導員の村尾保義氏が「送検事例に学ぶ」と題して、建設業に於ける法令違反の公表事案や労働災害発生時の問題点について講演。品質安全管理部の藤田弘徳氏は、建設業に於ける労働災害の発生状況や過去の事例について説明を行い、「危険感受性を高めることが労働災害の発生防止に繋がる」と訴えた。

 建築部建築1課の吉留蓮氏は、「労働災害を起こさない・起こさせないために、作業計画・手順を遵守し、安全最優先の施工を全員で実践する」と力強く宣言。吉留氏の発声に合わせて、参加者全員で「ゼロ災でいこう、ヨシ!」とコールした。

 大会ではこのほか、放送作家の村瀬健氏を講師に招き、「お笑い芸人に学ぶ!豊かな人間関係を築くためのコミュニケーション術」をテーマに基調講演を行った。