県及び市町村職員のほか、民間の建設会社・建設コンサルタント会社の社員らが参加する公民連携の土木広報プロジェクト「土木写真部」は、１１月２７日～１２月１０日に宮崎県企業局庁舎（宮崎市旭１丁目２番２号）１階ギャラリーで、土木技術者による土木構造物だけの写真展を開催する。入場は無料。
土木写真部は、土木構造物の魅力を通して、土木に対する理解と関心を深めてもらおうと２０１４年４月に設立。土木技術者ならではのマニアックな視点から土木構造物の特徴を捉えた写真や記事を紹介し、その先にいる設計者・施工者にまで思いを馳せてもらおうと活動を展開している。現在は全国各地で５２人の部員が活動中。
写真展は、１５年１１月に宮崎市で第１回目を開催し、その後、福岡、熊本、長崎、東京などで開催を重ねた。１４回目となる今回の写真展には、建設中のダム工事現場の写真など、県内外から１０人の部員が計３０点を出展する。初日の１３時から１時間程度、展示写真を解説するギャラリートークを開催する。
写真展をきっかけに、一人でも多くの人に暮らしに欠かせない土木、その技術を支える土木技術者に対する理解を深めてもらうことを期待している。土木写真部はこれまでに、フェイスブックで累計４千枚以上の写真を発信。現在はインスタグラムを中心に情報を発信している。