▲写真は挨拶する長友会長、講習会の模様
宮崎県電気工事業工業組合青年部協議会(長友光広会長)は11月9日、宮崎市内で2022年度の「積算講習会」を開催した。青年部協議会の会員が講師を務め、受講者に対して木造住宅の電気設備に係る積算のポイントなどを解説したほか、電気設備工事業に於けるシステム化の必要性を紹介する講話を行った。
積算講習会は、青年部協議会の年間事業の一環として、毎年開催しているもの。開会挨拶で長友会長は、青年部協議会の活動内容を紹介するとともに、今回の講習会が木造住宅をテーマとした分かり易い内容となっていることを説明し、「積算の基礎をしっかりと学び、各社で役立ててもらえれば」と期待を込めた。
講習会では、木造住宅の電気設備に関して、青年部協議会の三島和弘氏が電灯及びコンセント、同じく吉田英雄氏が幹線及び弱電、同じく大塚公男氏が照明器具について、数量や個数の拾い出し、材料・労務原価といった積算手法のポイントを解説。これを踏まえ、同じく藤元克希氏の指導のもと、見積の作成作業に取り組んだ。
当日はこのほか、設備業向けシステムの開発・販売等を手掛ける石田データサービス株式会社(本社=広島県)から講師を招き、電気工事のシステム化をテーマに講話を行った。講話では、数量等の拾い出しや積算見積、見積管理、受注管理、請求管理、売上管理を一元的に管理するシステムやそのメリットを紹介した。