宮崎県は、長年にわたって企業活動を行い、本県経済の振興や発展に寄与した県内企業を顕彰する「宮崎県地域経済振興100年企業顕彰」の受賞者に177社を決定した。建設業では、株式会社西條組や株式会社中村園芸場、村上建設工業株式会社ら5社を選んだ。177社のうち25社が出席して、11月15日に授賞式を行う。
100年以上の長きにわたって企業活動を行い、本県経済の振興や発展に寄与した県内企業を顕彰することで、県内企業の持続的な発展と従業員の勤労意識の高揚、県民の県内企業への理解促進を図り、本経済の活性化につなげるため、今年度に新たに創設した。市町村や商工団体からの推薦に基づき、初の顕彰企業を決定した。
顕彰受賞者の決定に際して、宮崎県の河野俊嗣知事は、長きにわたる事業の継続や本県経済の振興・発展に対する尽力に対して敬意を表するとともに、「今後とも、培われた技術や経験をもとに、他の県内企業の模範として、引き続き本県経済の発展に貢献したもらいたい」とコメントを寄せている。
建設業及び建設関連の顕彰企業は次のとおり(数字は創業年)。
▽建設業=株式会社西條組(1907年)、株式会社中村園芸場(1916年)、村上建設工業株式会社(1911年)、株式会社瓦の上田(1912年)、上原林業株式会社(1921年)
▽製造業=有限会社あがりお畳(1892年)、株式会社奈良鐵工(1837年)、有限会社寺原畳工業(1916年)、小久保たたみ店(1909年)
▽卸売・小売業=植松商事株式会社(1884年)、株式会社内村商店(1877年)、合名会社金澤金物店(1907年)、有限会社八反金物店(1919年)
▽製材業=合名会社徳永商店(1912年)、外山木材株式会社(1913年)
▽その他=株式会社ナカシマサニタリィ(1919年)、有限会社西都衛生公社(1913年)。