宮崎県は、2022年度「みやざき材活用施設設置支援事業」を12月15日まで募集している。県外に所在する不特定多数の利用が見込まれるPR効果が高い施設を対象に、県産材を活用した施設整備や調度品導入等に対する支援を行う。
対象施設は、県外に所在する店舗や飲食店、空港、港、駅、銀行、観光施設、式場、展示場、貸会議室等。当該事業では、①施設の内装木質化及び外装木質化②木製調度品の導入―に係る支援を行う。対象者は、いずれも個人または法人とする。
施設の内装・外装木質化支援では、県産材かつ合法木材であることが証明できる木材を使用した施設整備に対して、対象経費の3分の1以内(上限額100万円)を補助する。補助対象経費が20万円以上、施設利用者等が年間5万人以上であることが要件。
一方、木製調度品の導入支援では、県産材を使用した木製調度品の購入経費を助成する。補助率は、購入経費の3分の1以内(上限額50万円)。主用途部分や構造上重要な部分等に木材を使用し、使用数量の70%以上が県産材であることを要件とする。
希望者は、所定の事業計画書に必要事項を記入し、その他の書類と合わせて持参、郵送、メールで提出する。原則として、補助対象となる部分は交付決定を受けてから着手する。新設する施設においては、23年3月31日までに竣工する施設が対象となる。
募集要領や各種様式はホームページで確認できる。書類の提出先及び問い合わせ先は、環境森林部山村・木材振興課みやざきスギ活用推進室木材利用拡大担当(電話0985-26-7156)。
《募集要領》