宮崎県とNPO法人大淀川流域ネットワークが運営する宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会は、台風14号の影響で第2回研修会(オンライン講習)を受講できなかった者が多数いることを踏まえ、研修期間を9月30日21時まで延長する。これに伴い、研修会のレポート提出期限も10月5日(消印有効)まで延長する。
講演動画はYouTube上で公開。閲覧のためのURLを、事前に登録したメールアドレスに送付している。研修受講後、指定様式に手書きで研修内容のレポートを作成し、期限までに宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会へ郵送で提出する。パソコンで作成したものやコピーしたもの、FAXやメールでの提出は不可。
研修会は、河川や砂防に関係する行政及び企業の技術者が対象。多自然川づくりに関する全国トップクラスの研究者などを講師に招き、河川の水辺環境に関する知見や技術を習得する機会を提供するとともに、全国的な施策である多自然川づくりの理念やこれを地域に適用するための具体的な方法などを実践的に学ぶ。
今回の研修では、宮崎野生動物研究会の中村豊副理事長が「河川に関りを持って生息する野鳥の生態」をテーマに、野鳥の餌場や子育てで河川を利用する形態・時期等を紹介。名古屋工業大学の萱場祐一教授は、「中小河川における多自然川づくり」をテーマに、治水と環境の調和を図る多自然川づくりのポイントを紹介する。
研修会の詳細はホームページ(https://www.oyodo-river.org/)で確認できる。問い合わせ先は、宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会(NPO法人大淀川流域ネットワーク事務局内、〒880-0013宮崎市松橋1丁目36小松排水機場内、電話0985-78-2655、メールmizube@oyodo-river.org)。