宮崎県は、情報通信技術（ＩＣＴ）を活用した成功事例や取り組みを紹介する「ＭＩＹＡＺＡＫＩ ＩＣＴ ＥＸＰＯ ２０２２」を、１０月１日と２日に宮崎市のイオンモール宮崎で開催する。１日に基調講演とパネルディスカッション、２日に展示会を行う。参加は無料。１日の参加希望者は、９月３０日までに専用フォームから申し込む。
県では、２０２０年度からＩＣＴの専門的な知見を有する「ＩＣＴコンシェルジュ」を設置し、企業や団体等へのアドバイスやサポートを行うことにより、新たなＩＣＴの導入機会の創出に取り組んでいる。その一環として、ＩＣＴを活用した成功事例や取り組みについて情報提供するため、企業・団体や県民向けのイベントを開催する。
１日には、富士通株式会社シニアエバンジェリストの松本国一氏を講師に招き、ＩＣＴの必要性や未来のＩＣＴに関する基調講演（午後１３時３５分～１４時２５分)を開催。休憩を挟み、企業活動や地域づくりに於いて、積極的にＩＣＴの活用に取り組む企業・団体の代表者らをパネリストに招き、２部構成でパネルディスカッション（１４時３０分～１６時３５分）を行う。
２日の展示会では、▽株式会社デンサン▽ＡＪＳ株式会社▽宮崎電子機器株式会社▽株式会社フェニックスシステム研究所▽株式会社南日本情報処理センター▽株式会社ＦＯＦ▽株式会社宮崎放送▽エイムネクスト株式会社▽国際航業株式会社▽宮崎交通株式会社ーが最新のＩＣＴ製品やサービスを紹介するほか、ＶＲ体験コーナーやスマートフォンに関する相談ブースも設ける。時間は１２時～１６時。
会場はイオンモール宮崎２階イオンホール。詳細は専用サイト（https://www.miyazaki-ictconcierge.jp/expo.html）で確認できる。イベントに関する問い合わせ先は事務局（株式会社宮崎県ソフトウェアセンター人材育成部、電話０９８５－３０－５０５０、メールinfo@miyazaki-ictconcierge.jp）。
パネルディスカッションのテーマやパネリストは次のとおり（敬称略）。
▽ＩＣＴ活用をチャンスに！～成長する宮崎の産業～（１４時３０分～１５時３０分）＝久野康之（株式会社サニー・シーリング常務取締役）、栗原貴史（有限会社新福青果執行役員）、畝原広美（吉玉精鍍株式会社ＩＴ事業部長）、黒木繁人（旭建設株式会社代表取締役社長）、井上英幸（ファシリテータ・宮崎県デジタル化戦略アドバイザー）
▽ＩＣＴ×地域～より良い地域へ・より良い暮らしのために～（１５時３５分～１６時３５分）＝原島裕志（一般社団法人つの未来まちづくり推進機構）、温谷禎康（奥霧島地域商社ツナガルたかはる株式会社代表取締役）、児嶋尚憲（株式会社高千穂まちづくり公社総務部長兼ふるさと納税事業部長）、髙木慎平（一般社団法人日向市観光協会事務局次長）、瀬川直樹（ファシリテータ・宮崎大学地域資源創成学部准教授）。