椎葉村は、秘境サウナデザインコンテストの対象作品を10月10日まで募集する。村内での地域材の活用促進を図るため、「秘境と絶景」をテーマに、デジタルファブリケーションを用いて地域材の可能性を広げるサウナのデザインアイデアを募る。優秀賞の2作品は現地で実際に制作し、村の絶景を展望できる敷地に設置する。
同村の豊富な地域資源である木材の新たな活用として、木工デジタルファブリケーション先進地を目指し、関係人口の創出やワーケーション、観光推進に繋げる。コンテストの優秀作品は、木工用CNCルーターを用いて製作し、BASECAMPshiiba、伝統的建造物指定の古民家、小崎川流れるプールのいずれかに設置する。
作品の募集テーマは「秘境と絶景~ととのう空間~」。プロ・アマチュア、年齢、居住地などを問わず、誰でも応募できる。応募点数は1人(1グループ)1点のみ。専門家らでつくる審査委員会が、優秀賞2点(賞金15万円、サウナの実施制作)と審査員特別賞4点(賞金1万円、副賞あり)を選定、表彰する。
制作規定は、①地域の木材を使用した木造サウナ②木部の製作加工にShopBotを使用するため、これを活かした提案とする③幅×奥行き×高さの合計が16m3以内で自立する構造体④2~4人が入ることが可能⑤人力で組み立て可能⑥解体・組立可能あるいは、2㌧トラックに積載して移動可能―など。
提出物は、A3サイズ(横)の用紙に提案タイトルやコンセプト、平面・断面・立面図、パース、ドローイング、CG、模型写真等の設計意図を伝えるもの。コンテストの専用サイト内にある応募フォームから申し込む。入賞作品は10月25日にホームページで発表する。応募方法や応募規約などの詳細は、専用サイトで確認できる。