えびの市は、足湯の駅えびの高原(末永1495)を改修し、2階部分をカフェや多目的スペースとして整備する方針を明らかにした。2階部分の面積は800m2程度。施設の整備は23年度以降になる見通しで、総事業費は5千万円程度を見込む。
市は、2019年から同施設の外壁や屋根、1階部分等の改修を実施。20年4月に土産物等を揃えた販売所を設置して、リニューアルオープンした。一方で、閉鎖している2階部分に関しては、えびの高原活性化協議会が活用方法を検討してきた。
今回、8月10日に開催した同協議会の会合で、2階部分の活用方針を決定。民間事業者によるカフェや多目的スペース、キッズスペースを設け、仕事での利用や家族連れも活用しやすい施設に再整備する方針を固めた。
整備の対象となる2階部分の面積は800m2程度で、設計等の着手は早くても23年度以降になる見通し。補助事業の活用も視野に、今後、施設の整備概要やスケジュール等をまとめる。