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技術力向上や受注環境改善 宮崎県地質調査業協会

 一般社団法人宮崎県地質調査業協会(小畠淳二会長)は2021年度の事業報告及び収支決算、22年度の事業計画及び収支予算を決定した。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、通常総会の開催を取り止め、理事会及び書面審議で議案に対する会員の同意を得た。

 22年度の事業計画では、地質調査業登録業者や地質調査技士の活用に向けた活動、地質調査業登録規定や地質調査技士資格検定に関する事務指導、諸制度改革への対応、関係官公庁及び団体との連携、資質及び技術力向上のための講習会・勉強会の開催、災害防止に関する調査・研究や安全教育の徹底に取り組むとした。

 また、HPや資料配布等による広報活動及び事業量の拡大や協会員の優先的指名、積算の適正化、事業の分離発注といった諸課題について関係機関等に陳情・要望を行うとともに、受発注者間における技術的課題や懸案事項等の解決を図るための意見交換会を行う予定でいる。