宮崎県土木施工管理技士会(河野与一会長)は、２０２１年度事業報告書及び収支決算書、２２年度事業計画書案及び収支予算案を決定した。新型コロナウイルス感染防止の観点から、対面式での通常総会の開催を取り止め、書面審議で議案に対する会員の同意を得た。任期満了に伴う役員改選では、河野与一氏を会長に再選した。
２２年度の事業計画では、土木施工管理技士の技術力の維持及び向上を目的とした研修会及び講習会の開催、継続学習制度(ＣＰＤＳ)及びＩＣＴをはじめとする最新技術への取り組みを推進する。土木施工管理技士の社会的地位の向上のため、各種団体が開催するイベントへの協力や優秀技術者の表彰、国家資格の取得促進を図る。
また、土木施工管理技士の業務改善を目的として、書類の簡素化に関する協議や新工法・新技術に関する調査研究を推進。土木施工管理技術検定等に関する協力や監理技術者講習の運営を通じて、制度の普及及び促進を図る。このほか、土木施工管理技士に関する情報の収集及び提供、ホームページによる情報発信などに取り組む。
講習関係では、１級・２級土木施工管理技術検定受験準備講習会や施工管理技術研修会、コンクリート技術研修会、ＪＣＭ特別講習会、情報化施工・電子納品・安全管理等セミナー、ドローンスクールなどの開催を計画。組織基盤を強固なものとするため、技士補を含めた土木施工管理技士の資格を有する未加入者の加入促進を図る。
一方、２２年度の表彰事業に関しては、全国土木施工管理技士会連合会の正会員表彰や優良工事従事技術者表彰、特別功労者、宮崎県土木施工管理技士会の優秀技術賞の受賞者(後述)を紹介した。表彰は各支部単位で行う。
＊新役員は次のとおり(敬称略)
▽会長＝河野与一(河野産業)
▽副会長＝池田博(伊達組)、木村健一(木村産業)
▽理事＝本部喜好(川正建設)、河野直継(河野組)、河野義也(松浦建設)、長友俊美(丸昭建設)、藤元建二(藤元建設)、木村尚人(大岩建設)、黒木繁人(旭建設)、工藤勝利(工藤興業)、石井剛(宮崎県建設業協会)
〔代議員〕
・宮崎＝坂口睦男(坂口組)、西條隆雄(西條組)、児玉清和(旭洋建設)、川浦幸治(龍南建設)、春山義正(春山建設工業)、宇治橋信雄(宇治橋建設)
・日南＝門川好秀(日南建設)、河野和也(河野建設)、竹井哲博(竹井建設)
・串間＝吉田一徳(吉田建設)、畑山典秀(畑山建設)
・都城＝堀之内秀樹(都北産業)、河野一治(丸宮建設)、徳満裕二(徳満建設)
・小林＝松岡重孝(坂口建設)、小園俊志(小園建設興業)、原裕一(原工業)
・東諸＝許斐泰將(許斐建設)、中馬洋一(中馬建設)、山﨑透(日栄建設)
・西都＝河野孝文(河野建設)、阿萬憲二(阿萬建設)
・高鍋＝井尻雄樹(川南工業)、河野幸治(河北)
・日向＝長谷川明正(長谷川組)、菊池隆一(太伯建設)、髙山修(髙山産業開発)、松澤芙美(松澤組)、尾前和博(尾前建設)、岩田進一(南郷開発)
・延岡＝盛武一則(盛武組)、河野孝夫(日新興業)、森龍彦(上田工業)、湯川鶴三(湯川建設)、野脇雅秀(野脇建設)、田邉博貴(田邉建設工業)
・高千穂＝工藤哲二(同盟建設)、甲斐和幸(高千穂土木)
▽監事＝田村和也(相生建設)、藤川正守(南星建設)
＊表彰受賞者は次のとおり(敬称略)
〔全国土木施工管理技士会連合会〕
▽正会員職員＝巣山麻里(宮崎支部)、藤島里美(延岡支部)
▽優良工事従事技術者＝海老原徹(坂口建設)、日髙孝文(藤元建設)、小西智彦(桑原建設)、石井芙実隆(光技術開発)、川嶋久美雄(竹尾組)
▽特別功労者＝塩月隆久(第一テクノコンサルタンツ)
〔宮崎県土木施工管理技士会〕
▽優秀技術賞＝池田祐真(岡﨑組)、中迫誠二(前同)、黒木博人(九州建設工業)、菊池哲朗(前同)、清憲司(伸洋土木)、森下逸美(田村産業)、冨満強(大和開発)、橋口稔(前同)、福永茂雄(龍南建設)、深川浩史(前同)、倉盛修(木場組)、津田厚(前同)、下村千帆(丸宮建設)、中島朋広(吉原建設)、柿田修(前同)、緒方英隆(緒方・戸敷経常ＪＶ)、森田幸仁(坂下組)、真方浩二(山本組)、後藤竜一郎(日栄建設)、吉田彰人(上田工業)、井上浩一(双葉建設)、川越修司(盛武組)、黒木裕(八作建設)、矢野義明(前同)、山崎浩位(山崎産業)、中山光一(竹尾組)。