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屋内競技場はごとう、公民館は団一級 都城市

 都城市は6月3日、条件付一般競争で「都城運動公園屋内競技場新築工事に伴う設計委託」の入札を執行。ごとう計画・設計と益田設計事務所の2社が応札し、ごとう計画・設計が5850万円で落札した。予定価格は7311万2000円、最低制限価格は5622万6433円だった。金額はいずれも税抜。

 地域防災計画で防災活動拠点に指定されている都城運動公園に、防災施設としての機能確保やスポーツ・イベント等における公園利用者の利便性の向上を図るため、野球場西側に屋内競技場を整備する計画。災害時には備蓄品倉庫や消防救助隊の活動拠点として、平常時には雨天時も利用できるスポーツ施設として活用する。

 屋内競技場の規模は、RC造一部S造で延床面積3200m2程度。このうちアリーナは2500m2(50m×50m)程度、高さ20m程度とし、更衣室(40m2程度)や多目的室(200m2程度)といった諸室を備える。設計業務の履行期間は2023年9月29日まで。事業期間は22~24年度で、総事業費は約16億円を見込む。

 同日には、条件付一般競争で「妻ケ丘地区公民館建設工事に伴う設計委託」の入札も執行。団一級建築設計事務所、アトリエ匠一級建築士事務所、益田設計事務所、ヨシモト企画設計の5社が応札し、団一級建築設計事務所が2370万6995円で落札した。予定価格は3077万1000円、最低制限価格は2352万8405円だった。

 経年劣化が進む妻ケ丘地区公民館を敷地内に建て替える計画。当該業務ではRC造平屋建延床面積1050m2程度の地区公民館新築のほか、既設地区公民館及び付属施設(RC造2階建800m2)の解体、駐車場・駐輪場・敷地内雨水排水設備といった外構に係る建築設計を行う。業務の履行期間は2023年2月28日まで。

 21年度には、公民館建替に伴う建物等補償物件調査業務を実施。22年度は、施設整備に係る設計や測量・地質調査、隣接する東小学校敷地内北側の整備等を行う事業期間は21年度~24年度を予定。総事業費は約8億円を見込む。