▲写真は会場の模様
宮崎県と宮崎県教育委員会、宮崎労働局は14日、宮崎市のシーガイアコンベンションセンターサミットホールで平成28年度の「高校生等企業ガイダンス」を開催した。県内各地から就職を希望する2千人超の高校2年生が参加。ブースを出展した地元企業の担当者から仕事内容や魅力・やりがいについて説明を受けた。
高校生の県内就職促進及び早期離職防止対策の一環として、地元企業や産業の魅力、地元で働く意義などをPRしてもらおうと開催したもの。県内に拠点を構える農林水産業や建設業、製造業、情報通信業、卸・小売業、金融・保険業、医療・福祉業、サービス業など109社がブースを出展した。
製造業としてブースを出展した株式会社共立電機製作所は、50年前から変わらずに高圧受変電設備(キュービクル)の製造を続けていることを紹介。このほか、全国各地で建設される著名な市場やスポーツ施設等にキュービクルを納入し、地元で働きながら各地の仕事に携わることができるなどと訪れた高校生に説明した。
また、建設業の株式会社岡﨑組は、生活に欠かせないインフラ基盤の整備を担い、常日頃から技術の研鑽に努めていることを紹介したほか、企業が求める人材についてアドバイスした。管理部の甲斐徹さんは「面白く魅力に溢れた会社が地元にも数多くあることを知り、就職先を決めるきっかけになれば」と話した。