▲写真は挨拶する松本理事長、総会の模様
宮崎県室内装飾事業協同組合(松本嗣夫理事長)は5月28日、宮崎市内で2022年度「第49回通常総会」を開催した。新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で、21年度活動事業報告及び収支決算報告書、22年度事業計画案及び収支予算案などを決定。任期満了に伴う役員改選では、松本嗣夫氏を理事長に再選した。
挨拶で松本理事長は、新型コロナウイルス感染症が未だ猛威を振るい、収束の兆しが見えない中、業界にもその影響が及び、経済活動もままならない現状であると指摘。そうした中で、多くの会員が委任状での参加となったが、3年ぶりの対面開催となった今総会への出席に感謝の意を示し、スムーズな会の進行を呼び掛けた。
議案審議では、22年度事業計画案及び収支予算案、役員改選案などを原案どおり承認。任期満了に伴う役員改選では、松本嗣夫氏を理事長に再選し、副理事長に中村鉄兵氏と秦豪彦氏、専務理事に広前茂宣氏が就いた。
一方、22年度の事業方針では、各支部組織の充実による活性化や日装連リフォーム推進協議会の推進、建設キャリアアップシステムの運用、特定技能外国人材受入事業の推進、インボイス制度の周知を推進事業に掲げた。
総務会計事業では、組合の広報や表彰に関する事業、来期の組合創立50周年記念事業に向けた取り組みを推進。教育情報事業では、内装業者の資格取得支援や知識・技能向上のための研修会等を計画的に実施する。防災関連事業では、日本防災協会の協力のもと、一般消費者向け防炎製品PRのための講習会や展示会等を行う。
施工技術者部会では、卓越した施工技術の修得及び新素材・新商品の施工技術講習会、国家試験のトライアル講習会、職人ネットワークの構築及び情報発信、建設キャリアアップシステムの周知等に取り組む。青年部会は、業界全般の知識と高いクオリティの追求、異業種青年部との交流、事業継承及び経営者勉強会などに取り組む。
総会終了後には、熊本国税局から講師を招き、適格請求書等保存方式(インボイス制度)に関する説明が行われた。
*新役員は次のとおり(敬称略)
▽理事長=松本嗣夫(三和インテリア)
▽副理事長=中村鉄兵(インテリアショップナカムラ)、秦豪彦(ハタ商会宮崎)
▽専務理事=広前茂宣(ヒロマエAZ)
▽理事=黒木淳(黒木内装)、福永裕幸(インテリア永幸)、内八重幸一(エヌ・テー・エス・カーテン)、青山健吾(宮﨑ユニット工業)、秦龍郎(ハタ商会)、湯地弘人(久保装飾)、橋口丸夫(橋口室内デザイン)、大山博史(大山内装)、藤原包佳(八幡屋商工)
▽監事=川池光蔵(えびの装飾)、秦賢男(ハタ商会宮崎)。