▲写真は挨拶する川口部長、金丸新部長、総会の模様
宮崎地区建設業協会青年部(川口隆二部長)は５月２０日、宮崎市内で２０２２年度の通常総会を開催した。新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で、総会では２１年度事業報告及び決算報告、２２年度事業計画案及び予算案を原案どおり承認。任期満了に伴う役員改選で、新たな青年部長に金丸誠悟氏を選出した。
挨拶で川口部長は、現場従事者の高齢化や担い手の確保、労働環境の改善といった課題が山積していることを指摘。新３Ｋの実現を目指し、魅力ある建設産業を広く発信していく必要性を訴えるとともに、部員相互の交流を通じた切磋琢磨や積極的な地域貢献活動を通じて、地域に信頼されるよう努力していきたいと述べた。
来賓として招かれた宮崎地区建設業協会の本部喜好会長は、「将来の業界を担うという心意気を持って精進して」と挨拶。議案審議では、前年度の事業経過や収支決算、役員改選案、今年度の事業計画案及び予算案などを満場一致で承認した。
２２年度の事業計画に関しては、青島海岸での清掃美化奉仕活動や市内学校施設での奉仕活動の実施、労働災害の未然防止に向けた安全パトロール、土木の日イベントへの協力、家族親睦レクリエーションのほか、１０月に宮崎地区で開催を予定する宮崎県建設業協会青年部連合会の連合大会の準備・開催・運営に取り組む。
就任挨拶で金丸部長は、「新型コロナ感染拡大の影響で経済が停滞し、公共事業を中心に建設投資額の低迷が懸念され、今後の見通しが不透明な中、災害対応や防疫措置など地域の守り手として精進し、青年部活動を通じて担い手の確保及び技術の向上に努め、新しい時代に挑戦していきたい」と力強く意気込みを語った。
＊新役員は次のとおり(敬称略)
▽部長＝金丸誠悟(新和産業)
▽副部長＝岩永敦嗣(岩永建設)
▽正・副幹事長＝川上哲(川上土木)、本部祐典(川正建設)
▽総務研修委員長＝長嶺洋平(長嶺土木)
▽建設広報委員長＝井戸川正和(井戸川産業)
▽総務研修・建設広報副委員長＝井上俊員(森都工業)
▽会計＝田村卓也(田村産業)、坂口浩(坂口組)
▽会計監査＝川口隆二(川口技建)
▽相談役＝児玉昌也(児玉工業)。