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長友俊美氏を会長に再選 都城地区建設業協会

      

▲写真は挨拶する長友会長、総会、表彰式の模様

 都城地区建設業協会(長友俊美会長)は4月21日、都城市内で2022年度の「通常総会」を開催した。新型コロナウイルス感染防止対策を講じたうえで、21年度事業報告及び収支決算、22年度事業計画案及び収支予算案などを原案どおり承認。任期満了に伴う役員改選では、長友俊美氏を会長に再選した。

 総会で挨拶に立った長友会長は、前年度の県工事に於ける会員企業の受注高が増加となった一方、22年度に関しては厳しい状況が予測されると指摘。公共工事予算や事業量の確保、施工時期の平準化といった業界が抱える課題について、関係機関と積極的に意見交換を行うなどして、現場の声を伝えていく考えを示した。

 議案審議では、協会及び建設会館の21年度事業報告及び収支決算、22年度事業計画案及び収支予算案を原案どおり承認。協会の22年度事業計画では、地域インフラの安定的な整備に寄与するとともに、社会貢献活動や災害対応等に積極的に取り組み、地域から必要とされる建設業を目指していくことを確認した。

 22年度の重点施策には、▽会員相互の信頼と融和団結、道義の高揚▽公共事業予算の持続的・安定的な確保・拡大の要望▽労働災害防止のための安全管理の徹底▽担い手の確保・育成に向けた取り組みの推進▽研修等を通じた技術力の向上▽他団体とも連携した災害対応力の強化▽地域貢献活動の推進―などを掲げた。

 任期満了に伴う役員改選では、各地区から推薦された役員候補者を原案どおり承認。会長には長友俊美氏が再選され、副会長には堀之内秀樹氏、河野一治氏、徳満裕二氏が指名された。長友会長は「一致団結して会の運営にあたっていく」と意気込みを語った。

 例年、総会の場で行っている表彰式は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から会員表彰のみを行い、今元工業(今元茂代表取締役社長)に表彰状が贈られた。今元社長は謝辞で、「会長表彰を受賞し、感謝の気持ちでいっぱい。受賞を機に、地域社会の発展のため、建設業の担い手として今後も研鑽を重ねていく」と述べた。

*新役員は次のとおり(敬称略)
▽会長=長友俊美(丸昭建設)
▽副会長=堀之内秀樹(都北産業)、河野一治(丸宮建設)、徳満裕二(徳満建設)
▽理事=四季信一(四季設備)、堀之内芳久(大淀開発)、吉原政秀(吉原建設)、木場智彦(木場組)、持永忠志(持永組)、餅井猛志(餅井建設)、藤川正守(南星建設)、徳留良一(はやま建設)、東山和俊(東興建設)、木藤修(木藤建設)、木脇大元(日興建設)、坂田幸一(東洋)、福重博司(日建開発)、清水三郎(清水組)、谷村一成(大成工務店)、段秋宏(段工務店)、石原文雄(石原工業)、齋藤隆(井ノ上組)、国分至(国分建設)、川本裕之(川本組)
▽監事=今元茂(今元工業)、野瀬栄樹(叶工業)

*個人表彰の受賞者は次のとおり(敬称略)
〔従業員永年勤続表彰〕▽酒井真二(旭工業)▽加世田弘三(前同)▽武野進(大淀開発)▽徳丸勲(前同)▽成枝和美(前同)▽野口健一(前同)▽福岡聡士(前同)▽内田正史(匠)▽甲斐武(前同)▽西修一(前同)▽餅原通誠(前同)▽吉松和洋(都北産業)▽谷口文博(南星建設)▽瀬野文雄(はやま建設)▽岩元隆司(丸宮建設)▽持永勝美(前同)▽上杉巧(吉原建設)▽栗林茂基(前同)▽塚田裕次(前同)▽永野裕之(前同)
〔技術優秀者表彰〕▽1級土木施工管理技士=鮎川裕之(川本組)、藤川正吾(南星建設)、下村千帆(丸宮建設)、長渡貴大(吉原建設)▽1級建築施工管理技士=鎌田敬太(吉原建設)、川村健太(前同)、椿原寛晃(前同)、松永治樹(前同)。