▲写真は作業の模様
日向市の旭建設株式会社(黒木繁人代表取締役)は12月18日、日向市内の国道10号で「道路清掃奉仕活動」を実施した。作業には、旭建設と旭開発の社員のほか、延岡河川国道事務所の村田茂男副所長や職員ら約30人が参加。歩道脇に生えた雑草や歩道にはみ出した枝葉の除去、歩道上のゴミ拾いに早朝から汗を流した。
同社の道路清掃奉仕活動は、毎年8月の道路ふれあい月間に合わせ、国土交通省の「ボランティア・サポート・プログラム」に参加している同社の地域貢献活動の一環として行われているもの。新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、昨年同様、時期をずらして実施した。活動は今年で14年目を迎え、回数は43回を数える。
開始式で挨拶した黒木社長は、「安全第一の作業を心掛け、皆で道路を綺麗にしよう」と呼び掛けた。村田副所長は、永年にわたる活動に対して感謝の意を示すとともに、「一緒に汗を流して、道路を綺麗にしていきたい」と述べた。その後、参加者は作業内容や注意事項について確認し、2つの班に分かれて作業を開始した。
参加者は、日向市亀崎から大王町までの約1・3㌔区間において、中間地点から両方面に向かいながら作業を実施。互いに協力しながら、歩道脇に生えた雑草や隣接する敷地から歩道にはみ出した枝葉の除去、たばこの吸殻やペットボトルなどのゴミ拾いに手際よく取り組んだ。作業を終えた道路は、スッキリと綺麗になっていた。
黒木社長は、「以前よりもゴミは少なくなってきている。活動を続けることで、少しでも皆様の意識が変わっていけば」と話した。