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道路空間の利活用検討 高千穂通りで5日に社会実験

 国や県、市、警察、地元商工団体などでつくる高千穂通り周辺地区の道路空間利活用協議会は、12月5日に宮崎市の高千穂通りで道路空間の更なる利活用検討に向けた社会実験を行う。車道の一部を自転車専用レーンに変更し、通行空間の分離の必要性について検証することが実験の目的。高千穂通りでは初めての試みとなる。

 社会実験は、高千穂通りで開催される宮崎市主催の「みやざきフラワーマーケットアベニュー」に合わせて実施。歩道上を出店が立ち並ぶ「歩行者専用ゾーン」に、高千穂通り南側の車道1車線を「自転車通行レーン」に変更することで、歩行者と自転車の通行空間を分離させ、それぞれの利用者の安全性や利便性を調査する。

 当日は、高千穂通りの宮崎駅から橘通3丁目交差点に向かう南側車線を2車線から1車線に変更し、南側車線に自転車通行レーンを設置する。実験時間は11時~16時(規制時間は10時~17時)。北側車線は通常通り通行できる。社会実験の開始にあたり、11時から宮崎駅西口駅前広場で開催式を行う。

社会実験の概要