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代表理事に平木泰英氏を再選 宮崎県防水工事業協同組合

      

▲写真は挨拶する平木代表理事、戸敷正市長、総会の模様

 宮崎県防水工事業協同組合(平木泰英代表理事)は11月18日、宮崎市内で2021年度「第30期通常総会」を開催した。総会では、21年度事業報告及び決算関係書類、22年度事業計画案及び収支予算書案、定款一部変更などの各議案を原案どおり承認。任期満了に伴う役員改選では、平木泰英氏が代表理事に再選された。

 挨拶で平木代表理事は、第30期の節目を迎えたことに感謝の意を示しつつ、更なる発展を目指すために、長期的な成長戦略が不可欠であると指摘。SDGsの観点から、建物を有効的に長期間使用できるよう、長寿命化を図る防水工法の選択やライフサイクルコストの低減など、「組合としてできる限りのことに取り組みたい」と述べた。

 来賓として招かれた宮崎市の戸敷正市長は、災害協定の締結や献身的な奉仕活動の実施など、組合の活動に感謝の意を示す一方、コロナ禍で疲弊した経済を回復するため、公共事業がいち早くこれに繋がると強調。市政に対する支援と協力を求めつつ、「会員企業が積極的に地域経済に寄与してもらう流れを作ってもらいたい」と述べた。

 北﨑秀樹氏を議長に選出して行われた議案審議では、第1~8号議案を満場一致で原案どおり承認。22年度の事業計画では、付加価値提案と差別化を前面に打ち出し、組合組織の強化と経営革新・改善など業務の活性化を進めるとともに、災害対応や社会貢献活動に積極的に取り組み、地域社会に融和・信頼される組合を目指すとした。

 具体的には、組合員による共同購買や共同受注、共同リースといった共同事業に取り組みつつ、技術研修会や官公庁等との合同研修、労働安全大会といった教育情報事業、共同受注工事の組合検査や技能検定対策教材の作成といった技術検査研究事業、組合員及び社員を対象としたレクリエーション等の福利厚生事業に取り組む予定でいる。

 議案審議ではこのほか、組合が保有する高圧洗浄機の共同リース事業に新規に取り組むため、定款を一部変更する議案も了承。任期満了に伴う役員改選では、新理事及び監事の選任案を全会一致で承認し、総会後に行った理事会で3役を決定した。

*新役員は次のとおり(敬称略)
▽代表理事=平木泰英(三紘)
▽副理事長=佐藤修(双葉工業)、村田武(ムトウ工業)
▽専務理事=鎌田光二良(宮崎シーリング)
▽理事=山田泰由(やまだ防水工業)、北﨑秀樹(エイエフ工業)、柴田建治(スイケン)
▽監事=日高昭男(ヒダカシーリング)、菊村孝輝(アイワ工業)。