▲写真は講習の模様
一般社団法人宮崎県警備業協会は11月13日と14日の2日間、宮崎市の宮崎県技能検定センターで「雑踏警備業務2級事前講習」を開催した。新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、講習には県内各地から警備業従事者44人が参加。熟練講師の指導のもと、雑踏警備業務に必要な関係法規や基本動作を熱心に学んだ。
雑踏警備業務検定は、イベント会場等での事故の発生を警戒・防止する業務を実施するために必要な知識と能力を問うもの。座学では、雑踏業務を適切に遂行するために必要な法令等について担当者が説明を行った。実技では、雑踏警備業務に必要となる基本動作やカラーコーンを使った観客誘導について指導が行われた。
受講者は指導されたことを体に叩き込むように、一連の動作を確認しながら繰り返していた。協会の上村弘明事務局長は「今回、協会員から新たに2人に講師として参加していただいた。講習が実施できるのも、講師の方々の力添えのおかげ。講習を通じて、参加者が警備に関する知識を学び、業界の盛り上がりに繋がれば」と話した。
なお、雑踏警備業務2級特別講習は、11月20日と21日の2日間にかけて、同所で開催される予定。