建設ネット企画画像 四角 四角

廃棄物の不法投棄防止訴え 資源循環協会がキャンペーン

 一般社団法人宮崎県産業資源循環協会(田村努会長)は、10月から11月にかけて県内各地で「不法投棄防止啓発キャンペーン」を行った。「STOP!不法投棄」と書かれた垂幕を掲示した車両が管内を巡回し、往来する車両や通行者に不法投棄防止を広く訴えたほか、道路や河川、公共施設の清掃活動等に取り組んだ。

 協会では例年、9月24日~10月1日の環境衛生週間に合わせて、県央・県南・県西・県北の各支部で不法投棄されたゴミの撤去や車両による広報活動、排出事業者への訪問、リーフレット配布といったキャンペーンを展開。新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、今年度は時期をずらし、内容も一部変更して行った。

 今年度の活動では、県南支部がリーフレットの配布やパッカー車等による市内巡回活動、県北支部がパレードや道路清掃活動、県西支部が永久津地区体育館周辺の道路及び河川の清掃活動、県央地区がパレードや綾町松原公園及びサッカー場等の清掃活動に取り組んだ。

 同協会では、循環型社会の構築に向けて、行政や関係団体、県民が一体となった取り組みを推進する必要があることを踏まえ、今後もキャンペーン等を通じて、リサイクルの重要性や廃棄物の適正処理を広く周知していく考えでいる。