▲写真は贈呈式の模様、更新した救急車両
各種リース・レンタルや会場設営・撤去等を手掛ける宮崎市の平和仮設株式会社(松田真義代表取締役)は、高規格救急車1台更新に係る支援金として、宮崎市に1100万円を寄附した。11月4日に松田社長が宮崎市役所を訪ね、戸敷正市長に目録を贈呈。これに対して、戸敷市長から感謝状が贈られた。
地域貢献活動の一環として、平和グループはこれまでも県内外の自治体に救急車更新に係る寄附金を贈呈。今年度は串間市と都城市、宮崎市に寄附を行い、これまでに救急車22台の更新を支援している。宮崎市では今回を含めて6台の更新を支援。更新した救急車両は消防局に配備され、救命医療活動の第一線で活躍する。
4日に宮崎市役所で行われた贈呈式では、松田社長が戸敷市長に寄附金の目録を贈呈。これに対して戸敷市長は、松田社長に感謝状を手渡し、市民の命を守るため、しっかりと活用していく考えを示した。贈呈式終了後に行われたお披露目式では、消防局の担当者から設備等に関する説明を受けた。
更新した高規格救急車は、磁気ダンパーにより搬送者への走行時の振動を緩衝する機能を搭載。このほか、最新式の心電計や自動心臓マッサージ機、AED等を導入している。現在、宮崎市で常時稼働中の救急車は10台、予備4台の合計14台。このうち1台が今回の寄附で更新され、北消防署東分署に配属される予定。
松田社長は、母親が救急車で搬送された際に迅速・丁寧に対応してもらったことが寄附のきっかけとなったことを説明。「尊い命を一人でも多く救うことができるよう、救急車両を役立てて欲しい」と期待を寄せた。