建設業労働災害防止協会宮崎県支部は、１２月２２日～２３日に開催する「建築物石綿含有建材調査者講習(一戸建て等)」と、２０２２年２月１５日～１６日に開催する「同(一般)」の受講申し込みを受け付ける。一戸建て等は専用住宅および共同住宅(長屋を含む)の住戸内部の調査、一般は全ての建築物の調査が対象となる。
２０年７月の石綿障害予防規則等の改正で、建築物等の解体または改修を行う際に、石綿等使用の有無を建築物石綿含有建材調査者が確認することを義務付けられた。事業者は２３年１０月１日の施行までに、調査者を確保する必要がある。宮崎県支部では、宮崎労働局長の登録を受け、当該講習をそれぞれ開催する。
受講資格は、石綿作業主任者技能講習修了者のほか、建築の実務経験、建築・環境行政の経験、労働基準監督官、産業安全専門官・労働衛生専門官としての経験を有することなど。講習では、石綿含有建材調査に関する基礎知識や石綿含有建材の調査、現場調査の実際と留意点、調査報告書の作成などについて学ぶ。
開催時間は、１日目が８時４５分～１６時２５分、２日目は一戸建て等が８時４５分～１１時３０分、一般が８時４５分～１７時３０分。石綿作業主任者技能講習修了者は、講習科目の一部が受講が免除される。講習内容が多岐にわたるため、あらかじめテキストを送付し、受講当日にテキストを持参する。
受講希望者は、ホームページからダウンロードできる所定の申込書を記入、必要書類を添付して申し込む。定員に達した時点で、募集を終了する。詳細はホームページで確認できる。問い合わせ及び申し込み先は、建設業労働災害防止協会宮崎県支部(電話０９８５－２０－８６１０、ＦＡＸ０９８５－２０－８５０４)。