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みやざき材活用、県外施設の木質化など支援 宮崎県

 宮崎県は、2021年度「みやざき材活用施設設置支援事業」の募集を開始した。県外に所在する店舗、飲食店、空港、駅、銀行、観光施設、式場、展示場等の不特定多数の利用が見込まれるPR効果の高い施設で、県産材を活用して「施設の内装木質化及び外装木質化」「木製調度品の導入」を行った場合に、費用の一部を助成する。

 施設の内装木質化及び外装木質化では、宮崎県産材かつ合法木材であることが証明できる木材を使用し、施設の内装及び外装木質化を行う場合に、100万円を上限として補助対象経費(20万円以上)の3分の1以内を助成する。対象者は個人または法人。補助対象経費は、県産材の木材費、木材の加工費、県産材に係る輸送費とする。

 一方、木製調度品の導入では、50万円を上限として、県産材を活用した木製調度品(20万円以上)の購入・運搬に要する経費の3分の1以内を助成する。

 事業実施を希望する場合は、事業計画書や補助対象経費が確認できる設計書・見積書等、事業内容が分かる図面等を作成し、12月15日までに持参または郵送、電子メールで提出する。原則として、補助対象となる部分は、交付決定を受けてから着手する。また、22年3月31日までに補助対象部分の事業を完了する必要がある。

 事業に関する問い合わせ先は、宮崎県環境森林部山村・木材振興課みやざきスギ活用推進室木材利用拡大担当(電話0985-26-7156、FAX 0985-28-1699)。