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CCUSの登録・運用を支援 認定アドバイザー制度

 建設業振興基金は、建設キャリアアップシステム(CCUS)の登録・運用をサポートする「CCUS認定アドバイザー制度」を立ち上げた。振興基金の講習を受講し、認定を受けたアドバイザーは、建設会社・現場などで技能者登録、事業者登録、現場登録などを支援できる。3月10日まで受講者を募集し、4月1日から講習を始める。

 技能者・事業者登録や現場運用などの専門知識を習得した認定アドバイザーを育成し、CCUSの普及を後押しする。認定を受けたゼネコンの社員が自社や協力会社の登録・運用を担ったり、派遣会社の社員や行政書士が登録をサポートすることが想定される。

 講習の募集定員は30人で、CCUSの概要、事業者登録申請、技能者登録申請、現場運用の専門知識をEラーニングで学習する。振興基金が指定する課題に関する課題実習も行ってもらう。課題実習を終えた受講者は修了考査を受け、75%以上の正答で合格できる。

 認定を受けたアドバイザーは名簿に登録され、建設会社はこの名簿の中からアドバイザーにサポートを依頼する。認定証の有効期間は2年で、年1回の実績報告書を提出すれば自動更新される。