▲みるかめくんのイメージ
株式会社F・Cガード(山下晃司代表取締役)が開発したソーラー式監視カメラシステム「みるかめくん」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録された。従来型では困難だったリモートでの監視映像の確認や、ソーラー式電力供給システムの搭載によって、場所を選ばない汎用性を実現する。
「みるかめくん」は、インターネット回線を使用して、リアルタイムに現場の映像を配信するネットワークカメラ。専用アプリで、いつでも、どこでも、パソコンや携帯電話から映像を確認できる。専用架台でネットワークカメラとバッテリーが一体型となっており、設置から録画開始まで1分以内と設置も容易だ。
設置環境によって、商用電源やソーラーバッテリー、発電機といった電源の選択が可能。ソーラーパネル式充電機能を搭載し、無日照でも最大で連続3日間(72時間)稼働できる。赤外線による夜間の撮影も可能で、盗難防止対策も講じている。
同社では、現場の無人監視による人員削減といった効果を期待するほか、場所を選ばずに使用できる特長を活かし、災害現場や二次災害の発生が懸念される危険地域での現場の監視、工事規制中の規制・交通状況の監視、歩道工事における夜間開放中の現場状況の確認などに役立ててもらうことを期待している。
NETIS登録の技術名称は「ソーラー式監視カメラシステム『みるかめくん』」。登録番号はQS-200051-A。問い合わせ先は、株式会社F・Cガード規制部(電話0985-47-2881)。