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ゼロ災害へ法令やルール遵守 旭建設が秋季安全大会

      

▲写真は挨拶する黒木社長、大会の模様

 日向市の旭建設株式会社(黒木繁人代表取締役社長)は11月20日、日向市内で2020年度の「秋季労働安全衛生大会」を開催した。新型コロナウイルス感染防止対策として、現場担当者や宮崎支店、協力会社はWeb会議システムで大会に参加。安全講話や安全の誓いを通じて、安全意識の更なる高揚を図った。

 挨拶で黒木社長は、法令遵守の重要性を訴えるとともに、基本的なルールを疎かにしないよう要請。「一人ひとりの安全の積み重ねが全体の安全に繋がっていく」と述べ、具体的なKY活動の実践を呼び掛けたほか、各自が健康チェックを怠らず、コミュニケーションを図りながら、無事故・無災害の達成を求めた。

 安全パトロールの結果を総評した村川政文統轄安全衛生責任者は、書類や現場状況の確認に基づく是正内容や良好だった点について報告。「安全の見える化が大切。誰でも分かる見える化を推進し、それぞれの現場で工夫をして事故防止に繋げて」と話した。

 安全講話では、労働安全コンサルタントの村尾保義氏が「年末年始の労働災害防止」をテーマに、労働災害の事例などを説明。株式会社コダマの児玉富喜夫氏とアクサ生命保険株式会社の藤井斉氏が衛生講話を行った後、県内6つの現場で取り組んでいる安全管理について報告を行った。

 安全の誓いでは、土木部の前田幸樹氏が「今大会を契機とし、人命尊重の基本理念と新たな決意のもとに、安全を第一に行動することが我々の使命だと認識し、安心して働ける職場を創っていく」と力強く宣言した。