▲写真は活動の模様
宮崎県防水工事業協同組合(平木泰英代表理事)は9月29日、宮崎市中央公民館で2020年度の奉仕活動を行った。新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、今年8月初旬に計画していた学校施設での点検・清掃作業を中止したが、今後の台風等の影響を考慮し、地域の避難場所となる公民館の点検・清掃作業に汗を流した。
地域社会に融和し、愛される組合であり続けるため、同組合では各地で地域貢献活動を展開。2010年には宮崎市と公的施設及び避難所等の応急止水措置等に係る防災協定を締結している。こういった取り組みの一環として、1997年から公共施設の点検・清掃作業を行っており、昨年度までに学校施設など61箇所で実施した。
作業当日、早朝から行われた開始式で平木代表理事は、「施設利用者の安全確保はもとより、使い勝手の良い施設となるよう、プロの技術を存分に発揮して、綺麗に仕上げていただきたい」と挨拶。宮崎市生涯学習課の中野佳代課長は、「日常的な管理が困難な屋上や外壁を点検・清掃していただきありがたい」と感謝の意を示した。
作業には組合加盟企業のうち15社から約40人が参加。建物屋上に堆積した落ち葉や土砂の撤去、屋上床面や施設外壁の洗浄、チェックリストに基づく点検を行うとともに、高所作業車を使用して、建物南側壁面のガラスに付着した汚れを洗い流した。このほか、玄関前や宮崎中央公園内に落ちていたゴミや落ち葉を拾い集めた。
10月下旬には宮崎市の住吉公民館で同様の奉仕活動を行う予定でいる。今回の奉仕活動の参加企業は次のとおり(順不同)=▽アイワ工業▽エイエフ工業▽三愛工業▽三紘▽スイケン▽タイヨー▽ヒダカシーリング▽双葉工業▽宮崎シーリング▽ムトウ工業▽ファステム▽エフ・ティ・エス▽スギタ▽ニシイ▽福田商事。