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宮崎産業開発が2.8千万で落札 宮崎港緑道橋詳細設計

 宮崎県中部港湾事務所は9月24日、指名競争で「宮崎港緑道橋(仮称)橋梁詳細設計業務」の入札を執行し、宮崎産業開発が2850万円で落札した。自転車歩行者専用道路として、一ツ葉橋東側(宮崎市新別府町)に架設する緑道橋の詳細設計を委託する。

 緑道橋の橋長はL=80m、幅員構成はW=4.8m(有効幅員4m)を計画。上部工はPC2径間連結ポストテンション方式T桁、下部工は逆T式橋台2基(A1・A2)と張出式橋脚(P1)で構成する。基礎工は杭基礎(場所打ち)とする。

 予備設計や地質資料、現地調査の結果に基づき、発注者と協議を行った上で、詳細設計業務を行う。また、立地条件や輸送条件等をもとに、経済性及び架設段階の安全性を含めた架設計画を検討する。委託期間は2021年3月25日まで。

 指名業者は、宮崎産業開発、フェニックスコンサルタント、九州土木設計コンサルタント、国土開発コンサルタント、東九州コンサルタント、九州工営、太陽技術コンサルタント、西田技術開発コンサルタント、共同技術コンサルタント、西部技建コンサルタントの10社。税抜予定価格は3037万円だった。