▲写真は挨拶する大田会贈呈式の模様
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に役立ててもらおうと、都城地区清掃業協会(大田陽三会長)の会員企業は、都城市にフットポンプ式消毒スタンドと消毒液を寄贈した。９月１１日に市役所で贈呈式が行われ、大田会長が池田宜永都城市長に目録を手渡した。
協会では例年、地域貢献活動の一環として、保育所等を対象とした清掃ボランティア活動を行っていたが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえて活動を自粛。一方で、何らかの形で地域貢献を行いたいという強い思いから、今回の寄贈に至った。
寄贈は、都城地区清掃業協会の会員企業の連名で行われ、▽都城アート美装▽童夢企画▽栄美社▽つやげん九州▽誠商事▽都城ビルサービス▽ＭＯＲＩＭＯ▽日本スリーアイ▽Ｗｉｎ企画―の９社が賛同。会員を代表して、大田会長らが贈呈式に参加した。
贈呈式で挨拶した大田会長は、「『地域に恩返しをする』という強い気持ちを持ち、協会として会員とともに活動を展開してきた」と活動の意義を強調。続けて、「市民の皆様が安心して来庁できるよう、大いに活用していただきたい」と語った。
池田市長は、協会が様々な施設で例年行っている清掃ボランティア活動に対して感謝の意を述べると共に、「ｗｉｔｈコロナの時代が来ている中で、非接触型の消毒スタンドは大変ありがたい。市として積極的に活用していきたい」と話した。