高鍋町は、8月25日に入札を執行した総合体育館大規模改修事業の入札結果を公表した。建築改修工事は増田工務店が3億4050万円、電気設備改修工事は神田電工が1億0476万円、機械設備改修工事は琴弾が4760万円で落札した。工期は2021年10月29日までを予定している。
スポーツの普及振興や健康増進等を目的としたスポーツセンター内(上江7790番地)に設置されている総合体育館は、1991年の竣工から約30年以上が経過。施設や設備の経年劣化が進んでいる。一方で、当該施設は災害時の指定避難所であることから、老朽化への対応や町民の安全・安心の確保の観点から、施設の整備に取り組む。
施設規模は、RC造一部S造2階建、延床面積は約5266m2。建築改修では、アリーナ特定天井や床、トイレ及び外壁等の改修工事を実施する。また、電気設備改修ではアリーナ照明や非常用照明、多目的競技表示設備等の改修工事、機械設備改修工事ではトイレ改修及び多目的室等空調設備改修工事を行う。設計は野添設計が担当した。
税抜の予定価格は、建築改修が3億5850万1818円、電気設備改修が1億1028万1818円、機械設備改修が4957万9091円だった。