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更新講習の開催日程を変更 既存住宅状況調査技術者

 一般社団法人宮崎県建築士会は、9月29日に宮崎市のJA・AZMホールで開催を予定していた2020年度「既存住宅状況調査技術者講習」の更新講習を、2021年3月23日に延期する。時間は13時50分から17時10分まで。会場はJA・AZMホール本館の大研修室。定員は申し込み受け付け順に60人とする。

 16年6月の宅地建物取引業法の一部改正により、既存住宅の売買時に「既存住宅状況調査」に関する説明が義務付けられた。既存住宅状況調査の実施は、登録機関の講習を修了した建築士のみに認められており、講習団体に登録されている公益社団法人日本建築士会連合会が、各都道府県の建築士会を通じて講習会を開催する。

 更新講習の対象者は、既存住宅状況調査技術者として講習団体に登録されている技術者。既存住宅状況調査の概要や調査結果の活用、既存住宅状況調査方法基準とその詳細、調査報告書の記入、住宅瑕疵の事例などを学ぶ。他団体で資格を取得した者も受講可能。受講料は税込で1万7600円(WEB申込は1万7000円)。

 一級・二級・木造建築士を対象とした新規講習は、これまでの予定通り11月17日に開催する。会場はJA・AZMホール別館301研修室で、時間は時間は9時10分~17時10分。定員は30人。受講料は税込で2万2000円(前同2万1450円)。

 受講希望者は、日本建築士会連合会のホームページ内の専用サイトに必要事項を入力して送信するか、申込書をダウンロードして郵送で申し込み、受講料を金融機関に振り込む。詳細は日本建築士会連合会のホームページで確認できる。県内の講習会の問い合わせ先は、宮崎県建築士会事務局(電話0985-27-3425)。