都城市は8月4日、指名競争で「社会資本整備総合交付金事業都城運動公園整備管理棟新築工事外に伴う設計委託」の入札を執行し、ヨシモト企画設計が1506万5500円で落札した。都城運動公園内の新設・解体建物の設計業務を委託する。期間は2021年3月5日まで。税抜の予定価格は1961万3000円だった。
2026年開催の国民スポーツ大会で都城運動公園(妻ヶ丘町)をソフトテニス会場として活用するため、既存の体育館や武道館等を解体し、陸上競技場東側にテニスコート16面、野球場西側に駐車場などを整備する。当該業務では計画建物と既存建物解体の設計業務等を行い、測量や公園全体の設計は別途発注する。
計画建物は、ロビーや休憩スペース、管理事務室、更衣室、給湯室、会議室、シャワー室などを備えた管理棟(S造平屋建延べ220m2程度)、トイレや器具庫、運営・放送室を備えた大会運営棟(S造2階建延べ110m2程度)のほか、木造平屋建の屋外トイレ3箇所、RC造平屋建延べ50m2程度の管理用倉庫。
一方、解体する既存建物は、▽体育館=RC造一部S造2階▽武道館=RC造一部S造2階▽合宿所=S造平屋▽弓道場=S造平屋▽管理棟=S造2階▽駐輪場=S造平屋▽倉庫2棟=S造平屋▽倉庫=RC造平屋▽トイレ3棟=RC造平屋▽売店=S造平屋―を予定している(一部建物周囲外構等の撤去を含む)。