宮崎県は、公共三部における新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向けた工事及び業務の対応(8月3日時点)をまとめた。県内で新規感染者が増加している状況を踏まえ、工事や業務の実施に際しては「建設業における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(2020年7月1日改訂)」を遵守するよう呼び掛けている。
県境をまたいだ移動等について、首都圏や近畿圏、福岡県など1都13件の感染流行地域に対しては、往来の必要性を十分に判断し、慎重に行動することを要請。また、西都市や延岡市、児湯郡圏域、西臼杵郡域といった県内の「感染状況が厳しい圏域」との往来についても、その必要性を十分に判断し、慎重な行動を求めている。
このうち、県内の「感染状況が厳しい圏域」においては、圏域内の外出が原則自粛とされているが、建設関連産業は「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」で、社会安定の維持の観点から、事業の継続を要請されている産業であるため、前述のガイドラインに基づく対策を徹底した上で、事業の継続に努めることとしている。
感染流行地域や感染注意地域、感染状況が厳しい圏域の指定状況は、宮崎県庁ホームページの「宮崎県新型コロナウイルス感染症対策特設サイト」で確認できる。また、感染拡大防止対策の徹底に向けた「建設業における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」は、新型コロナウイルス感染症対策ホームページ(https://corona.go.jp)で確認できる。