国土交通省は、2020年度地域型住宅グリーン化事業による支援対象の募集を開始した。耐久性や省エネルギー性能に優れた木造住宅の整備に取り組む事業者グループに対して補助金を交付する。応募期限は5月13日まで。
支援対象は、木材の流通や木造住宅の設計、施工に携わる事業者グループ。
支援類型のうち「長寿命型」では、長期優良住宅を木造で新築した場合に上限110万円(1戸当たり、以下同じ)を補助する。
「高度省エネ型」では、認定低炭素建築住宅や性能向上計画認定住宅の新築に対し上限110万円を補助。
「ゼロ・エネルギー住宅型」は、木造・改修の双方が対象。上限額は140万円。
既存木造住宅を対象とした「省エネ改修型」の上限額は50万円。
この他、「優良建築物型」では、認定低炭素建築物などの一定の良質な木造建築の新築について、1m2当たり1万円を補助する。
長寿命型と高度省エネ型、ゼロエネ型については、主要構造部材に一定以上の地域木材を使用する場合、補助額を加算する。
募集要領は評価事務局ホームページ(http://chiiki-grn.jp)からダウンロードできる。