国土交通省は、2020年度から技術検定の受験資格として海外工事での実務経験を認める。海外工事に従事した技術者は、受験申し込みの前に国交省に申請し、海外での実務経験の認定を受けることができる。4月1日から土地・建設産業局建設業課で認定申請を受け付ける。
認定申請の必要書類・様式は、同省の技術検定制度のホームページに掲載している。外国語の書類には、申請者側で和訳(公証手続きを経たもの)が必要になる。審査の結果、技術検定の受験資格として認定されないこともある。
また、外国人が技術検定を受験しやすいよう、試験問題の漢字にふりがなを付すことも決めた。一部の試験種目では20年度試験から、21年度からは全7種目に適用するとしている。