株式会社ルクレが開発・販売する電子小黒板アプリ「蔵衛門工事黒板」と写真管理ソフト「蔵衛門御用達２０２０」が、日本リーテック株式会社に全社導入された。試験導入で最大５０％業務削減の結果が得られたことや、一括ライセンス管理で簡単に運用できること、教育サポート体制が充実していることなどを要因に挙げている。
日本リーテックは、鉄道電気設備や道路設備、屋内外電気設備、送電線といった社会インフラを支える総合電気設備工事会社。建設業では、働き方改革関連法による時間外労働の上限規制に５年間の適用猶予期間が設けられているが、同社では法施行の趣旨に基づき、社内管理上、当該基準に則った勤務管理を実施している。
現場の負担軽減を図るため、同社は２０１８年に「蔵衛門工事黒板」と「蔵衛門御用達」を各１１０ライセンス、試験的に導入。現場アンケートで、工事写真業務が最大５０％効率化されたという結果を踏まえ、蔵衛門工事黒板を６３０ライセンス、蔵衛門御用達２０２０を６７０ライセンス、全社で導入することを決定した。
ルクレでは、中期経営計画に掲げる「人間企業ＮＲ」の実現を強く推進し、建設業における働き方改革先進企業を目指す日本リーテックを支援していく。製品の詳細は、公式サイト「蔵衛門ドットコム」(https://www.kuraemon.com/)で確認できる。問い合わせ先は、くらえもん☆オンライン(電話０３－４５００－６７０２)。