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賑わいのまちづくりを推進 高鍋町とマチツクルが連携協定

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▲写真は調印式の模様

 株式会社マチツクル(那須日出夫取締役社長)は1月31日、高鍋町とまちづくりに関する包括連携協定を締結した。調印式で、同社の那須社長と黒木敏之町長が署名・押印した協定書を交わした。

 株式会社マチツクルは、昨年12月に高鍋商工会議所の井上博功会頭の呼び掛けにより、株式会社増田工務店、株式会社井上商店、株式会社岩切建設ら地元の有志企業9社が出資して設立したもの。

 「資源を活かし未来を創る」を経営理念に掲げ、町発展のための街並み再生や店舗及び古民家のリノベーション、空き家対策の相談窓口の設置、利活用のアドバイスのほか、町有資源を活かした地場産品の開発や販促活動等を通じて、賑わいのあるまちづくりを推進する。

 調印式で挨拶した黒木町長は、「少子高齢化や人口減少でまちが衰退していく中、今回の協定はとてもありがたい。官民が力を合わせ、今後も魅力あるまちづくりに努力していきたい」と話した。

 これに対して、那須社長は「地域に残る歴史的建造物等の再生を通じて、城下町としての『たかなべ』の魅力を発信したい。地域のコミュニティとも連携し、若い起業者を巻き込んだ賑わいのあるまちづくりに貢献できれば」と意気込みを語った。