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補正予算の県内直轄事業計画を通知 九州地方整備局

 国土交通省九州地方整備局は2月6日、九州各県及び政令市等に2019年度補正予算に関する事業計画を提示した。1月31日に成立した19年度補正予算に関して、地方負担を求める県内直轄事業の内容や負担基本額を示した。県内の事業費総額は28億8300万円で、このうち7億2888万円の地方負担を求める。

 事業別の直轄事業費(地方負担額)は、河川が9億4000万円(2億1933万円)、砂防が5億4200万円(1億2646万万円)、海岸が2000万円(466万円)、道路改築が8億円(1億5791万円)、交通安全が3100万円(1550万円)、電線共同溝が5000万円(2125万円)、港湾が5億円(1億1760万円)。

 河川事業では、五ヶ瀬川の堤防整備等に1億円(全て工事費)、小丸川の河道掘削等に1億3000万円(工事費1億円・測量設計費3000万円)、大淀川の堤防強化対策や河道掘削等に6億4000万円(工事費5億8000万円・測量設計費6000万円)、川内川の堤防強化対策に7000万円(全て工事費)を充てる。

 砂防事業では、湯之元川砂防施設群や高崎川砂防施設群等に5億4200万円(工事費4億9200万円、測量設計費5000万円)を投じる。海岸事業では、CCTVカメラの機能強化に2000万円(全て工事費)を投じる。

 道路改築事業では、東九州自動車道清武JCT~北郷間の今泉地区など改良工事に3億円、高千穂日之影道路の高野地区改良工事に2億円、国道10号都城道路の乙房跨道橋ほか上部工事に3億円を充てる。

 交通安全事業では、国道10号及び220号の防護柵や区画線、簡易パーキング(道の駅北川はゆま・日向・つの)に3100万円(工事費2400万円、機械器具費700万円)を投じる。電線共同溝事業では、国道10号吉尾地区の測量設計費に3000万円、甲斐元地区の測量設計費に2000万円を投じる。

 このほか、港湾事業では、細島港外港地区南沖防波堤の本体工事に3億円、宮崎港東地区南防波堤改良に伴う基礎工・被覆工・消波工に2億円をそれぞれ投じる。

県内の直轄事業計画