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野球場3塁側1工区は坂下組 運動公園津波避難施設建設

 宮崎県は1月29日、条件付一般競争で「運動公園津波避難施設(硬式野球場3塁)建設主体工事(1工区)」の入札を執行し、坂下組が1億8817万円で落札した。硬式野球場3塁側に整備する津波避難施設(RC造平家建延べ404m2)の建築主体工事を施工する。工期は300日間。税抜予定価格は2億0429万1000円だった。

 今後30年以内に大地震が発生する可能性が高まっていることから、スポーツランドみやざきの中心である総合運動公園に於いて、サンマリンスタジアムを中心とするAエリア、第一陸上競技場を中心とするBエリア、テニスコートや運動広場を中心とするCエリアに、避難デッキや盛土高台等の津波避難施設をそれぞれ整備する。

 1月8日にはテニスコート側1工区(RC造平家建延べ479m2)及び2工区(同358m2)、硬式野球場3塁側2工区(同379m2)の入札を執行し、それぞれ落札者を決定した。硬式野球場1塁側と運動広場付近の避難デッキは、2020年度に工事を発注する予定。Bエリアの盛土高台や避難デッキも早期に整備する考えでいる。